競争環境が週単位で変化 ニュースダイジェスト
◎AutoGPTの脅威
テック業界は変化が激しいと言われる。普通の産業の競争環境は何十年も変わらない。テクノロジーが関連する業界は10年単位で変わったりする。IT産業は年単位で変わる。数ヶ月単位で変わることもある。
でも今のAIが関連する業界は、週単位、日単位で競争環境がころころ変わる。3月にOpenAIがChatGPTのプラグインと呼ばれる追加機能のアプリストアのような仕組みを発表してきた。これまで裏方としてAIを提供する会社だと思われていたOpenAIが、エンドユーザーに直接つながる表舞台に飛び出した。多くの企業がChatGPT向けに追加機能の開発を始めた。スマホで言うところのiPhoneの地位にChatGPTが立ったわけだ。
そしてプラグインのインパクトを遥かに超えると見られているのがAutoGPTだ。ユーザーがAutoGPTに達成してもらいたい目標を与えると、それを実現するにはどのような段階を踏んで、何をしていかなければならないのかをAIが自分で考える。そして、自分で検索などのツールを駆使して、自分で目標に向かって進んでいく。
AutoGPTが駆使できるツールやデータがまだ十分に揃っていないので、今のところはまだ限界があるようだが、ツールやデータ次々と揃ってくるのは間違いない。
今ある会社が100人の従業員で達成している事業が10人の従業員で可能になるかもしれない。組織のあり方が変わってくる。
ベンチャーキャピタルの投資の仕方も変わってくるだろう。
経済の形も変わってくることだろう。
AutoGPTに関しては、コミュニティセミナーなどで取り上げたいと思う。
チャット型AIにいろんな機能が乗っかってくることで、AIがもおすごい勢いで万能になってきている。
◎Amazonが生成系AIに参入を発表
AWSを通じて数ヶ月以内に生成系AIを提供。文章の要約・画像,映像生成・デザイン生成などがメイン用途。現在は主に次の3サービス
Amazon Bedrock
Amazon’s Titan FMs
Amazon CodeWhisperer
・Amazon Bedrock
AWSからモデルを選んでAPI経由で使えるサービス。Stability AI, AI21 Labs, Anthropic, Titan
・Amazon’s Titan FMs
テキストや画像生成用のモデル
強力で汎用的
特定のデータでカスタマイズ可能
個人的な利用も可能
・Amazon CodeWhisperer
リアルタイムのAIコーディングコンパニオン
個人の技術者向けの無償サービス
利用時間制限なし
◎OpenAIのCEOから日本政府への7つの提案
・1 日本関連の学習データのウェイト引き上げ
・2 政府の公開データなどの分析提供等
・3 LLMを用いた学習方法や留意点等についてのノウハウ共有
・4 GPT-4の画像解析などの先行機能の提供
・5 機微データの国内保全のため仕組みの検討
・6 日本におけるOA社のプレゼンス強化
・7 日本の若い研究者や学生などへの研修・教育提供
来日したOpenAIのアルトマンCEO、日本へ7つの提案–自民党の塩崎議員が明かす
◎言語AIの会社って700社以上あるみたい
ChatGPTの類似サービス・競合20製品まとめ、凄まじき「特化型生成AI」の進化
◎OpenAIのSam Altmanが自民党で行った講演の資料